ENVIRONMENT カルチャー

挑戦者を応援！出る杭は伸ばす！

もっと知識をつけたい、資格を獲得したい、そんな社員の挑戦をAQ Groupは応援します。
たとえば、資格試験の勉強のため夜間の予備校に通っていた社員、AQ Groupでは授業時間に間に合うよう業務の調整などサポートしました。

また、キャリアチェンジを希望する社員、有志の勉強会への参加を勧め、営業職から設計職へのキャリアチェンジを後押ししました。
こうした挑戦もAQ Groupは応援します。まさに出る杭は伸ばす。勉強会には切磋琢磨できる仲間も多く、キャリアチェンジが叶った際は多くの社員が祝福します。
AQ Groupには好奇心を持つ社員にチャンスがある会社で、積極的なチャレンジは大歓迎です。

木造ビル普及という新たなる挑戦！

2022年11月5日には川崎住宅公園に日本初^※1となる「5階建て純木造ビル」モデルハウスをオープンいたしました。この川崎展示場は脱炭素社会の実現に向け世界的に注目されている木造ビルを普及するため当社が開発した「普及型純木造ビル」のモデル棟です。これまでの限られた木造ビルから広く一般の方が建てられる木造ビル実現に取り組んでいます。昨今、脱炭素社会の実現に向け木造建築は世界的に注目されています。木材は炭素を貯蔵する建材のため、木造建築に使用することで都市に炭素を固定化するとともに、森林循環を促すことができます。さらにRC（コンクリート）造、鉄骨造に比べ建設過程のCO2排出量も削減することが可能です。AQ Groupは木造ビルのプロトタイプの普及により多くの方が木造ビルを建築できるようにすることが社会的要請と考え、研究開発を続けていきます。

※1 日本初
∟①木造軸組工法による5階建てモデルハウス
∟②免震構造を使用せず、耐震構造により実現し特殊金物を用いない5階建て木造ビル（混構造を除く）
∟③実物大耐震実験により強度を実証した木造軸組工法による5階建て木造ビル

また、お客さまに安心安全な住まいを提供するべく机上の計算だけではなく、実験による実証を行いました。2022年9月20日～22日に世界初となる木造軸組工法の耐震構造による「5階建て純木造ビル実大耐震実験」を国立研究開発法人防災科学技術研究所「Ｅ－ディフェンス」にて実施しました。他にも米国で開催されている世界最大となる10階建木造ビル耐震実験「NHERI^※2 TallWood Project」に参画。海外とも連携し木造建築技術の発展を目指しております。

※2 NHERI
Natural Hazards Engineering Research Infrastructure（米国災害工学研究インフラ）の略。
NSFが資金提供を行い、全米の大学や研究機関などと連携し地震工学などの研究を実施。

そして、純木造ビルを実現する技術を木造注文住宅に活用し“未来構法　剛木造”を開発しました。「オリジナル耐力壁（特許出願中）」をはじめ、特許申請中の多く独自技術で構成されるハード面に加え、ソフト面でも地盤や基礎まで含めた新たな木構造の設計手法を開発し特許出願を予定しています（2023年現在）。AQ Groupの常識を破壊し、真に豊かな暮らしを創造する挑戦はまだまだ続いていきます。